ビビりあげろんの記録と実験

考えたことをまとめたり、気になることを試したり

褒められても嬉しくないんです…という人へ

褒められて嬉しくない人はいない、という。

ところが人を褒めると「バカにしてる」と言われたり、「そんなことないし…」と落ち込まれた経験はないだろうか。

私は褒められてもあまり嬉しくない派だった(今は普通に嬉しい)

私の考え方の変遷はさておき

褒める、という行為にはいくつか意味があると思う。

 

①自分よりすごい人を褒める。

「わぁ、すごいですね!」

下から人を見上げるイメージだろうか。まぁ普通だ。

 

②自分より目下の人を褒める。

「よく頑張ったな!」

これも普通だ。

 

③他人をコントロールする

「褒めて育てる」が該当する。

育っていくよう、言葉を使い相手をコントロールする。

もちろん悪いことではない。褒めて育てられたい。

 

④嘘をつく

「あら、すごいじゃない!よくできたわね~」

例えば子供が粘土で何かを作ったとして

大げさに褒めたりすることはないだろうか。

ある意味、嘘をついていると言える。

嘘が悪いのかというとそんなことはなくて

「何?これ。」とか冷たくあしらう方がどうかと思う。

誰が何と言おうと、その丸いカタマリはパパそっくりなのだ。

あ、忙しい時の話はしてません。

 

他にもありそうな気がするのだが、他にどんな意味があるかは主軸ではない。

「同じ言葉でも、違う意味で捉えてしまっているかもしれない」と言いたいのだ。

 

私が考えるだけでも、「褒める」という言葉に4つの意味を見出だすことが出来た。

他の人も、と考えるともっと増えるだろう。

私が②のつもりで言った「頑張ったな」が

後輩に④の意味で伝わっていたとしたら?

友達が①のつもりで言った「すごいね」を

③の意味で捉えてしまっていたら?

または、自分の知らない⑤の意味だったとしたら?

コミュニケーションが変な感じですれ違ってしまう。

 

自分が発した言葉を相手がどう受け止めるかは相手次第なのでどうしようもない。

でも、自分の捉え方を見直すことは出来るだろう。

自分が誰かを褒める時

自分が誰かに褒められて嫌な気持ちになった時

実は意味が違っているかも、と考えると

ミスコミュニケーションは減るかもしれない。

 

何て褒めても、ふて腐れる人がいる?

コンポストに入れとけ。大地の栄養源になるよ。