ビビりあげろんの記録と実験

考えたことをまとめたり、気になることを試したり

【考察】子供向けなんてない

「子供向け」と銘打っている作品が好きではない。

いや、子供が主に好くものはもちろんある。

とりあえずアンパンマンなら何でもいい子供もいるし

アンパンマンエイジという言葉すらある)

プリキュアとかかわいいし、特撮ヒーローもかっこいい。すごく好きである。

じゃ何がそんなに嫌なのかと考えると

「子供に向けて分かりやすくしました」「これなら子供でも分かるだろ」

みたいなのが嫌なのだ。 

 

テレビがきっかけ

「プレバト」というテレビ番組がある。

芸能人が俳句とか絵とかいろんなことに挑戦して、その道のプロに才能があるのか

査定してもらったり、作品づくりのポイントを教えてもらったりする番組である。

俳句のコーナーでこんな一幕があった。

俳句のコーナーで、ある芸能人が「子供でもわかるように言葉を選んだ」と言った。

それに対して俳句の先生はこう言った。

「子供を馬鹿にするな!言葉の違いは説明すれば子供はちゃんとわかります!」

小中学生に俳句の授業をしているそうなので、説得力がある。

 

そこに本気はあるのか?

なんで「子供向けに分かりやすくする」のが嫌なのか。理由が二つある。

一つ目。

「まぁこれくらいなら分かるだろ」みたいな感じが透けて見えるのが嫌なのだ。

分かりやすくするにも技術がいる。

専門外の人間に専門用語を使わず何かを説明するのはとても難しい。

専門用語を使わずに、理路整然とストーリーを組み立てて話をする、作品を作る。

本当に「子供にもわかるように」としようとすると、かなり真剣にやらないと

いけないだろう。

つまり、「子供向けの作品にこそ本気度が試される」のである。

それを「こうすればいいんだろ、ちょちょーい」みたいな感じが

どうも透けてみえるようなのが嫌なのだ。

 

二つ目。

なんで難しいと駄目なのか分からないからだ。

 

何かの番組でタモリが説明書か何かを見ながら

「子供の時はこういうのが欲しかった、分かりやすいのはいらなかった」と言っていた。

特に機械とかが好きな子供は、分かりやすいものより細かく解説してくれるものの

方が好きな気がする。

ラジオとか自分で作ったり、どんな仕組みか色々試したりするのに、常に分かりやすい必要があるだろうか?

説明が伝わらなければ意味がない。

でも最初から分かりやすい必要あるか?とも思うのだ。

分からなければ考える、誰かに聞く、調べるということも楽しみの一つだからだ。

いや難しければそれでいいという話でもないが。

 

まとめると「子供だからとバカにされてる感」「楽しさを奪われてる感」が嫌なのだ。

子供にはいつも子供向けを、というのは短絡的だと思う。