私が悪いことをしない理由
今、そういう縁にないから。
最近、テレビで謝罪会見が多い気がする。
やらかしたものをなかったことにはできないし
それについて謝って償って再発防止して、というのは
まぁどんな場合でもそうだろうと思うのだが
(クレーム対応でも流れは同じだし)
第三者が叩いたところでどうこうならんので
あまり意味はないと思うのだ。
自分のことだと捉えたとき
私は謝罪会見をするレベルの悪いことはしていないのだが
うっかりしてしまう可能性はゼロではない。
薬を飲んで、薬効が残っているうちにお酒を飲んで前後不覚になるかもしれない。
権威に逆らえないかもしれない。
(ちなみに「人は権威には逆らいにくい」のはミルグラムの実験で検証されている)
いつ悪事を働くかなんて分かったものではない。
そう考えると、謝罪会見で頭を下げる彼らは
「今とは別のルートを選んだ自分の姿」とも考えられる。
私が悪事を犯さないのは、今までそういう縁ではなかったから
というのは仏教の考えの1つだそうだ。
自分を省みるための指標としている。
追記:という訳なので、記者会見を見て人を叩くのは好きではありません。