ビビりあげろんの記録と実験

考えたことをまとめたり、気になることを試したり

サービス業従事者が心掛けたい接客態度 難易度:高

やってみると意外と?難しいのだが

理不尽なことを言う人に毅然とした態度をとること。

 

海外はどうか知らんが、日本のサービス業はとかく

明るく!元気よく!丁寧に!きびきびと!お客様のために!みたいな

なんか妙にへりくだる姿勢になっていると思うのだが

そんな感じで何年も働いていると、やはりへりくだる根性が染み付いてしまうのだ。

理不尽なことを言われても、なんとかしようとしてしまう。

いくら私がビビりだとは言え、悪い癖だ。これは本当にいけない。

なぜなら、理不尽な人に屈するとその他のお客さんに迷惑だからだ。

 

 前職のスーパーで、毎日夕方5時に来て惣菜を大量にカゴに入れて放置し

半額の時間に売り場に戻して、シールを貼るとカゴに入れて買っていくという人がいた。

迷惑極まりない。

しかし幸運なことに、奴は「カゴのままうろつく」のではなく「カゴを放置」している。

我々は放置カゴをすぐ回収し、1時間後に商品を売り場に戻す作戦に出た。

(通常カゴごとの放置は忘れ物として管理していること、

冷蔵庫で保管していることを明記しておく)

 

案の定半額の時間に店に来て、無駄にキレてきた。

怖かったので後輩(185cm)と一緒に対応した。

キレるクレーマー

対抗する我々!

と、おじさん!

…おじさん?

近くにいたお客さんである。援護してくださっのだ。

勝ち目がなくなったクレーマーは帰って行ったのだが

おじさんは「よく注意してくれた!」と喜んでくれた。

やはり周りのお客さんはよく見ている。

「変な人にちゃんと対応する」というのは、信頼に繋がるのだと思った。

 

理不尽な人は、自分の主張しかしないというか

話合うつもりがないというか

意志疎通を拒んでいるというか

何をしてくるか分からないので非常に、非常に怖いのだが

ちゃんと対応すると、他のお客さんが喜んでくれるのだ。

 

明るく笑顔できびきびと、というのは大切というか基本レベルなのだが

 クレーマーに毅然とした対応ができるようになりたいと思う。

理想はあれだ。

千と千尋の神隠し」で湯婆婆が言ってた「お客様とて許せぬ!!」

店長のカメハメ波かっこいいです。