ビビりあげろんの記録と実験

考えたことをまとめたり、気になることを試したり

なぜ対話が大切なのか、どう大切にするのか

大阪でセルフケア系のセミナーを受けて来た。

その話ではなく、帰り道で他の参加者さんと話したこと。

「人と話すのは大切だよね」という話になりました。

なぜ大切か?

自分と相手との違いを知ることによって

自分は何を大切にしているかを知ることができるから。

無意識のうちに大切にしていることを

相手に説明することで、言語化して知ることができるから。

自分のことをよりよく知ることができるから。

 

自分ひとりで考えるのは楽でいい。

でも、自分ひとりで考えるのは

自分が何を前提にしているのか

その前提を当たり前だと思っていないか、など

「自分の前提」を意識することが難しい。

他の人の目線で同じことを見たらどうなるか

俯瞰して見たらどう見えるか

他人と話すことで知ることができる。

赤という色は、他の色と比べてはじめて「赤」と認識することができる。

世界に赤しかなかったら、赤を赤と認識することはできない。

と、なんかの本で読んだ。

 

ではどうすれば自分について知ることができるか?

それは、他の人の話への違和感について考えること。

なぜ違和感があったのか?

どういう点が違和感だったのか?

どう言われたら納得できるか?

これらを考えることで、自分が大切にしていることを知ることができる。

自分について知りたければ、違和感とかモヤモヤとかを探究した方が早いかもしれない。

そして自分が納得するまでは先に進まないこと。

考えること。

考えたことを書き出してみること。

「これでいいや」と諦めないこと。

 

人と話すことも、とことん考え抜くことも、どちらも苦手だ。

でも人と話すのも、考え抜くことも、

「自分を知るため」という視点でやってみるのは面白いと思う。

普通どちらも「他人」とか「世界」を知るためだからだ。

この発想はなかった。

やっぱり人と話すのは良い