ポケモンGOをしなかった理由
十分すぎるほどポケモンをやったから。
初代ポケモンが発売された頃、小学生だった。
赤と緑どっち派だとか、なんで赤と緑?とか
青が出たときの「ついに…!」という感覚とか
思えば懐かしい。
ポケモンといえば図鑑を埋めるとか、ケーブルを繋いで対戦とか
(ケーブル持ってるやつは尊敬されてた)
色々な遊び方があるのだが
とかくこの頃のポケモンはバグがすごかった。
というかみんなバグで遊んでいた。
「○○の7番目に自転車を置いて電源オフで
コイキングがミュウに進化」とか
「電源を入れた瞬間からスタートとセレクトを連打でマスターボールがたくさん」とか
「スタートAB↑←↓→でなんとか」とか。
かなりうろ覚えだがなんかそんな感じだった。
私のポケモン(緑)でも同様に友人から伝え聞いたバグ技を駆使し
しかし「はかいこうせん」をすると
ギャラドスと口から文字が出てくる。所謂文字化けである。
敵ポケモンの所に文字が残る。バトルが終わっても残る。
泣く泣く初期化してやり直した。大変だった。
「体力がなくなっても元に戻るようにした」とか
ネットが一般に普及してない時代にどこで手に入れた?という知識を駆使し
放課後の校庭でよくゲームをして遊んでいた。
そうこうしているうちにシルバーとかパールとか色々出てきて
ポケモンの数も山ほど増えシステムも複雑化し
興味がなくなってしまった。
それから約20年。ポケモンGOである。
リアルな場所にポケモンが出るのはいいが
どーせコイキングをミュウに進化させられる訳ではないんでしょ?
と思うと食指が動かない。
さらに言えばやりこみ要素の「やりこみ」部分が違うというか
ポケモンGOだと「色んな所に出かけるきっかけ」とか
「リアルな場所にポケモンが出てくる意外性」な印象だが
通常のポケモンだと「勝つための戦略を考える」「貴重な道具を有効に使うストラテジー」な印象だ。
同じポケモンで同じ内容ではあるのだけれど
遊ぶ目的が違うように思うのだ。
今はポケモンをするつもりはないが