8月6日をどう過ごす?
広島で生まれ育てば最低でも9年間は原爆に関する教育を受けるので
8月になると「もうそんな季節か」と思う。
ていうか6月くらいには「ああもう近づいてきた」と思っている。
今年は昭和20年と曜日回りが同じだそうだ。
だからどうしたさのよいよい、という話だが
何となく思う所があるよね、というだけだ。
さて原爆の日の広島は人がめちゃくちゃ多いのだが
語り部さんの活動も活発なので行きたい気持ちもある。
実は1度しか行ったことがない。
学生時代は登校日だし、社会人になってからは仕事だったからだ。
たまたま早番だった日の帰りに灯籠流しを見たくらいだ。
今年は昼~夕方くらいに行きたいな、と思っている。
で、気に食わないのは左翼でも右翼でも政治活動をする人達。
自分達の主張をするのは構わないが
原爆ドーム近辺では止めて頂きたい。
彼らがどう思っているのかは知らないが
私にとって原爆ドームはお墓である。
色んな人のお墓であり、そして親戚のお墓でもある。
もっと正確には近くにお骨を納めた場所がある。
故に。
よそん家の墓地で祥月命日に騒ぐなやぁ!!!
と思うのだ。
同様の理由でフリーハグとか、愛を語ろうとか
そういうのも何か違うんじゃねーのかと思っている。
愛を語れば戦争に反対したことになるのか疑問だ。
何はともあれ粛々と過ごしたい。
想いを馳せるか、耳を傾けるか、あるいは語り合うか。
さて、どうしようかな。