感じないって感覚、感じてる?
物事は相対的だ。
上があるから下がある。
出来る人がいるから出来ない人を見分けられる。
白という色を認識するには、白以外の色が必要だ。
普段雨を感じていないから雨が降ってきたと分かる。
凪を感じているから風が吹いてきたと分かる。
感じない、という感覚がある。
最近「ピンときたことをしよう!」とか「直感で生きよう!」みたいなメッセージがある。
相対的なのは「ピンと来ない」とか「気が向かない」になると思うのだが
「ピンと来ない」という感覚を感じているのだ、と認識出来ると世界が広がる。
例えば
友達からサッカーの試合を見に行こうと誘われた。
全然興味ないし、あんまり気が乗らないんだけど
行ってみたらなかなか楽しくてハマってしまった、とか。
彼氏がプロレス見てるから、しぶしぶ一緒に見てたら意外と面白かったとか。
何だかよく聞く話だと思う。
ピンと来ることだけやっていると、自分の興味の範囲内だけで収まってしまう。
それが悪いということではないのだけれど
今までと違う世界を覗きたいなら、ピンと来ない方に進んでみるのもアリだ。
ピンと来ようが来るまいが、サッカーに誘われた事実は変わらないし
彼氏のプロレス好きも変わらない。
さてさて、どちらに進むかは自分次第。
この記事を見たあなた。
見てしまったあなた。
この記事にピンと来た?それともピンと来なかった?