興味がないことを仕事にした理由
転職して1年を超えたわけですが
今の仕事、全く興味がないんですよね。
「興味がない」を理由に選んだので当然といえば当然なのですが。
今日はその理由について書いてみます。
現在の仕事は保険の営業です。
前職はスーパーの社員、学生の時はコンビニでバイトしてたので
完全に小売業界の人間でした。
保険なんて興味ありません。ようわからんし。
ではなぜ全く違う業界・違う業種、興味がないものを選んだか?
興味がなかったからです。
落ち着いて、蹴らないで、石を投げないで。
詳しく理由を説明しましょう。
転職しようと思った時考えたことがあります。
このまま他の小売に転職して、やっていけるのか?
前職の会社では、中途採用の方々から「この会社、特殊だよね」と言われることが多く
いかに長期間働いていたからと言っても、他の会社でやっていける自信がありませんでした。
だからといってやりたいことがあるわけでもない。
故にそれに向けて勉強したり、学生になるという選択肢はない。
職業訓練をするという方法も考えましたが、やはりやりたいことないので、何を学べばいいか分からない。
ないないづくしないづくし。人生行方不明。
でもとりあえず辞めたい。逃げなきゃ。逃げないと死ぬ。心も身体も死ぬ。
「あのドロドロに触ると死ぬぞ!」と叫んだアシタカくらいには切迫していました。
その時思ったんですよ。
「自分の興味がない方向には何があるのか?」
例えば、友人に「サッカー見に行かない?」と言われたとします。
サッカー別に興味ないし。スポーツ好きじゃないし。めんどくさい。
でも一緒に行ってみたら、意外と楽しかった。
知らない人と一喜一憂しながら一緒に応援して一体感があった。
疲れたけど今すぐ家に帰りたいけど、結構楽しかったな。
(↑前半はインドア人間の発想ですが)
似たようなこと、ないですか?
自分の中から興味を発見するのに限界を感じていました。
それくらい疲れていたのかもしれません。
「逃げる」を優先していた事情もあります。
それにしても、やりたいことなんて見つからない。
ならば、人から誘われたことをやってみればいい。
例え興味がないとしても。
むしろ興味がない方向に何かがあるのかも知れない。
別に闇金の取り立ての仕事を紹介されるわけでもなし、どうしても嫌いなら辞めればいい。
「紹介される」ということは何かしらその紹介する人が「向いてる」とか「ここがいい」とかの判断があるからだ。
それに乗っかってみよう。
この状態を一般的になんというでしょう?
そうです、血迷っていると言います。
そういう訳で、色々な条件(教育体制とか勤務時間帯とか)を転職エージェントに伝え
「ここがいいんじゃない?」と紹介されたうちの一社が今の会社です。
よく受かったな!
ちなみに他にはルート営業・・・と見せかけたテレアポとか
介護用品のセールスとか受けました。バラッバラだね!
そういうわけなので、今の仕事には興味がありません!
興味がない人の気持ちはよーーーーーく分かりますよ(笑)
これをうまく仕事に活かせたらいいんですけどね(笑)