ビビりあげろんの記録と実験

考えたことをまとめたり、気になることを試したり

認知症の人の視点をプチ体験

保険会社の人が、認知症の視点のVR体験ができる道具を持ってきてくれました。

アプリをダウンロードして、VR無しでスマホでも見れるのですが

専用スコープみたいなやつをつけると立体的に見えるそうです←集客用

今日はなかなか忙しかったので、スマホでしかできてませんが、感想です。

 

 

舞台は家の中、ソファーに座っていて、目の前に机があります。

目を向けると、白い四角で画面全体が覆われていて

あなたは、誰?

と書かれています。たぶんここがスタート画面なのですが、すでに怖い。

その四角が消えると、知らない若い女の人が笑顔でお茶を出してくれます。

本来は自分の子供なのでしょうが、知らない人認定されます。

お茶には何が入っているのでしょう?怖くて飲めません。

知らない人に、お客さんでもないのにお茶を出す理由が分かりません。

どこだか分からない場所なので、辺りをキョロキョロします。

360度カメラみたいな感じですね。

スコープを使うと、実際にキョロキョロして周りを見渡すことが出来るのだと思います。

一度ぐるっと見渡して、机を見ると

小学生くらいの、知らない子供が2人、いつの間にかソファーに座っています。

お前ら誰だよッ!!怖いよ!いつ座ったんだよ!!

本来は孫であろうことは想定できますが、知らない子供が急に現れて、こっち見て笑ってるのマジ怖いです。

知らない場所で、唐突に何の脈絡もなく、誰かあるいは何かが現れる。不安感が煽られます。

 

あと2パターンあったのですが、今日は時間切れ。

あくまでも「体験」レベルでしたが、なるほどこれは本人も周りも大変だ…

認知症のなると攻撃的になる人もいると聞きますが、気持ちはわからんでもないな…と思いました。