拒絶についてちょっとだけ考えてみる
amazarashi「ボイコット」の9曲目「抒情死」
ボイコットのテーマが「拒絶」なのですが、この曲が核心となっています。
嫌だなぁ、と思っていることを曖昧に受諾するのではなくちゃんと拒絶しようよ、という思いがあるそうです(インタビュー記事で見た)
人の悪口を聞くとかね。
個人的に「拒絶」と聞いて思い出すのがBLEACHの井上織姫ちゃん。
バトルで能力を使うとき「私は拒絶する」と言ってました。
今思ったのですが、この決め台詞(呪文?詠唱?)の決めては「拒絶」ではなく「私は」なのかなと思います。
日常パートではぽやっとして何でも許容してしまうタイプなので、明確な意思表示を相手に見せる意味は彼女の内面的に意味があるように思います。
何でも「いいよ」って許してくれる人がキレるのに近いかもしれない。
閑話休題、拒絶って攻撃にも防御にもなります。
相手にとっては攻撃、こちらにとっては防御ですね。
断られるのん、地味につらいんすよ。断るのもつらいって知ってますが……
使いようによっては回復にもなります。
とっとと断われば無駄に気力を使わなくて済みますし
断られる側は次に行けます。
ちゃんと断るのって優しさなんですよね。
同じ切られるなら綺麗に研いだ刃で切られた方が、傷の治りが早いように。
ボイコット、ほんと名盤だわ……