ビビりあげろんの記録と実験

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自作ちりめん山椒

6月〜7月は実山椒の季節!

ということで、ちりめん山椒を作りました。

 

材料

実山椒……適当。

ちりめんじゃこ……目分量。片手鍋の1/3くらい。釜揚げじゃなくて、乾燥してるのが良い

水(ほんとは酒)……鍋の1/4くらい。じゃこが軽くひたったらOK

醤油……大さじ2 

みりん……大さじ1

砂糖……大さじ1

調味料はこの量を入れて味見して調整。

 

①山椒を採取する

畑の山椒の実を採ってきます。f:id:ageron:20200608145331j:image

日に当たって気持ちよさそうな所をむしり取ります(嘘です枝に棘があるのでハサミです)

畑から作ろうと思うと時間がかかるので、なければ買いましょう。

全部は取らずに秋に熟すまで待ちます。楽しみ。

 

②山椒を水煮にする

ちまちまと小枝をハサミで取り、水煮にします。

沸騰したお湯に塩を小さじ1杯いれて、30秒くらい煮ます。

一気にお湯が緑色になって、茶色っぽい灰汁か何かが出てきてビビります。

お湯は流して、1〜4時間くらい水にさらして辛味調整します。

ちなみに、ぬか漬けに殺菌&香り付けとして入れる場合は10分くらいでいいそうですが、私ぬか漬けあんま好きじゃないので関係ないです。

 

1時間経ったあたりで食べてみました。

辛味(というか痺れ?)は好みでしたが、まだ渋いというか、えぐみがキツいというか……

ということで追加1時間、計2時間水にさらしました。

水に香りが移るので(おそらくこれがえぐみ)30分ごとに水を換えました。

 

③煮ダレを作る

上記の材料(じゃこと山椒以外)を片手鍋に入れて煮ます。

この段階で味見して、ちょっと薄いかな〜くらいで良いかと思います。煮詰まるので。

どうせ後からでも味の調整はできるんで、ここでは薄めでいいです。

2回言ったのは、薄いかな〜と思って醤油追加したらしょっぱくなったからです。

完成後にみりんを少し追加して調整しました。

ここで甘くなりすぎてもこれ以上醤油は入れません。調整スパイラルに陥ります。

 

④じゃこと山椒を入れる

砂糖が溶けて沸騰する前にじゃこを入れます。

水が少なくなってきたら、山椒を大さじ3くらい(←私の好み)入れます。

山椒ね、好みの量でいいんじゃないですかね。

好みの量がわからんかったら、大さじ1入れてみて判断すればいいと思います。

 

てか、料理は基本的に味見しながら作ったらええと思います。

どえらい失敗してる人って、往々にして味見してない気がします(※個人の見解です)

あと薄味からスタートさせるのが慣れてない時のコツかなと思います。

濃くなり過ぎたのはリカバリー困るけど、薄いのは後から追加できます。

目玉焼きだって塩を振らずに作って、醤油なりソースなりかけて食べたらええですし。

 

そうこうしている間に、水がなくなったら完成です!

予熱でも火が通るので、混ぜながら軽くさまします。

冷蔵で1週間くらいは保つらしいです。

困ったら冷凍でもいけます←化石を増やす