流星群の日に
NHKで「ネコメンタリー 猫も杓子も」という番組がありました。
猫を飼ってる作家さんと、その猫の話。
作家さんが短編の小説やエッセイを書いて、芸能人が朗読してくれます。
サイエンス作家の竹内薫氏の回。
理系作家さんなので、理系な諸々が散りばめられていました。
そもそもタイトルがシュレディンガーの猫をもじってますから。
竹内氏が亡くなった飼い猫の口を借りて言っていた言葉。
「僕らは年に一度、流星群の夜に、銀河鉄道に乗って里帰りするんだよ」
毎年ちょうどお盆の時期に見られる、ペルセウス座流星群。
うちで飼ってた猫も戻ってきたのかもしれません。
私は死んでしまった姿を見ていないので、今でも半分生きているのです。