身内の戦時中の記憶
備忘録として。
1.父方の祖母
・11人兄弟の末っ子だった祖母。
2番目のお兄さんは、体が弱いのに兵隊に取られて戦病死した。
(なぜか食事中にこの話をされるのだが
週4くらいのペースでこの話をされるので、よほど悲しかったのだろう)
・若い頃は体が弱かった祖母。
ある朝に臥せっていると、障子の向こうが何やら光り、大きな音がした。
当時呉の田舎の方に住んでいたそうなのだが
用事で広島に行っていた従姉と叔母さんは、とうとう帰ってこなかった。
・「あーこりゃー戦争負けるわー」と思っていたが、口には出さなかった。
2.父方の祖父
・当時海軍で整備士だか何かをしていたらしい。
ある夜、あまりに喉が渇いたので、外にあったバケツの水を飲んだ。
何か味がおかしいな、と思ったが気にしなかった。
翌朝見ると、魚を入れるバケツだった・・・らしい。
※直接聞いた訳ではないので、超絶うろ覚え。
3.母方の祖父
・中国の奥地にいたらしい。
敵と遭遇し、銃を撃って逃げた。
当たったかどうかは分からないという。
この話を詳しく聞いたのは父だけなのだが
これ以上詳しくは教えてもらえない。