モヤモヤしに行きませんか?哲学カフェレポ
哲学カフェに行ってきました!
哲学カフェとは?
カフェとかに集まって、みんなで哲学的な話題について討論する会です。
何かしらの議題を決めて、知らない人同士でコーヒーやお酒を飲みながら話し合います。
司会の人はいるので、多少脱線しても大丈夫。
人数は色々だそうで、今回は10人くらいでしたが
司会の人曰く、本場フランスでは130人くらいでやったりするみたいです。
(もうそれ対話形式の授業やん…)
場所によっても違うのかもしれませんが、ルールがありました。
①自分の言葉で話す
要は誰かの引用ではなく、自分がどう考えるか?ということを語れということです。
引用したいなら、自分の言葉に直して話します。
昔の誰かじゃなく、あなたの意見を聞かせてくれというスタンス。
②人の話を聞く
遮って話すな、ということです。
なお、あまりに話が長くなったりしたら止められます。
往々にしてそういう時は脱線してますしね。
逆にいつも話さない人は話してみてね、と勧められます(強制ではありません)
③問いにして話す
ここが哲学っぽいなと。
あれがこうでああで…と話すと「問いの方ちで」と言われます。
「なぜ○○は✕✕なのか?」などなど。
問いの形にする方が共有できますし。
名前は本名でなくて構いません。完全匿名の所もあるとか。
私が行ったところは自分であだ名をつけていました。
これは他の人の意見について討論するときの為です。
「彼が言ったことについて〜」より「あげろんさんが言ったことについて〜」と言った方がコミュニケーションは取りやすいですね。
すげー面白かったです!!
人の考え方、視点は本当に千差万別。
言葉では聞くけれど、一つのテーマについて10人が語り合うとなると
本当に違うんだなということがライブでわかります!
個人ベースで考えるか?社会ベースで考えるか?具体例は?
また場で共有する定義は最初はないので、それをどう作っていくかなどなど。
人によって言葉の定義が微妙にずれていたりするので擦り合わせたり。
育った環境・経験も違えば視点はこんなに違うのかと実感します。
これがフリートークだとまた違うのかもしれません。
自分の中にない視点をライブで聞ける場は本当に貴重です。
2時間だと足りない!と思うけれど、2時間話し合うと頭パンパンです。
テーマが決まっているのですが、脱線しがちかな?と思いました。
自分の話をしたい人がほぼほぼですからね、自分も含めて。
司会の人がいるので、あまりに脱線すると戻してもらえます。
そしてこれがポイントなのですが答えは出ません。もとい、出るとはかぎりません。
最終回答を出すのが目的ではないからです。
ですので、モヤモヤしたままで終わります。
そしてモヤモヤを楽しむ場でもあります。
答えを出せー!という人が参加するなら
「なぜ答えが出ないといけないのか」という部分を考えてからの方がいいかも。
あるいは開始前にみんなに話しかけてみるとか。
「答えをだしちゃダメ」な場でもないので。
後悔?がひとつあるのが
私は情報を図で理解しているので、図解しながらみんなの話を聞きたかったなと。
話を聞くだけだと理解が遅いんですよね・・・
次回行くときに聞いてみようかな。
17日目
日が出ている間はSNSを使わない
ラマダンか!でもおかげで色々できました。読書とか。
SNSじゃなくて携帯電源オフにしてもよかったかも。