ビビりあげろんの記録と実験

考えたことをまとめたり、気になることを試したり

【ネタバレ注意】漫画「ペリリュー」から考える好きと得意と話

今回は田丸君について。

彼は「お話を作る」という才能を上司に見いだされたのですが

もう1つ「観察力」という才能があります。

でも最初から観察力に優れていた描写はありません。

では、なぜ彼は気づいたのか?(正確には観察力がある、とは思っていませんが)

2巻第10話。

 日本軍が潜伏する洞窟内。

真夏のペリリューで、水がない状態です。

水場に行くのも命がけで、水くみに行ったら人は亡くなってしまいました。

 

その中で彼は考えます。

死にたくない

じゃあどうするんだ僕は?

(中略)

僕はただの漫画家志望

あれこれ考えたり

絵を描くのが好きなだけの奴

絵を描くってものをよく見ること

よく見て考えて

よく見て考えて 

よく見て考えて

よく見て

 結果、彼は洞窟の天井から落ちる水滴を溜めるという方法を見つけるのですが

(時間がかかりますが、ないよりはマシですからね)

 

ここでのポイントは

「自分の好きなことの見方を変えたこと」

具体的には

「絵を描くとはどういうことか?」という考えに思い至り

それを実行に移したことです。

自分が好きなことって0ではないと思うんですよ。0では。

本当に0なら1回休んだ方がいいと思います。

エネルギー切れです。

しこたま寝て、消化にいいもの食べて、元気が出たら軽く歩くといいと思います。

↑(今やりたいことな件。働きたくないでござる!)

 

さて、ではその好きなこと・出来ることを

別の言葉で言い換えるとどうなるか?

何がポイントになっているか?

どういった事柄から成り立っているか?

というのを分解して考えるといいと思うんですよね。

だから得意なことなんて何もない、なんてことはないのだと思いますよ

 

・・・ここまで書いてあれですが、なんかすごい他人事っぽく書いてるなぁ。

自分の場合だとどうなるか考えてみることにします。