忘れられない面接希望者
以前、スーパーの社員として勤務していた。
パートさんの面接をすることももちろんあった。
その中で印象に残った・・・というか忘れようがない人々がいる。
ちょっと書き出さないと自分の中で消化しきれない。
①タメ語というか
面接官が若いと、ついついタメ語になる人もいる。
まあそれは良い。
大抵は最初からではなく途中からついつい・・・というタイプである。
しかし彼は店に入ってくるなりこう言った。
「おう、面接してくれーや!」
ちなみに裸の大将スタイルで来た。
履歴書、名前と住所しか書いてねぇ。ちなみにハロワからの紹介である。
不採用の連絡をすると、履歴書を返せと怒鳴り散らされた。
あれはなんだったのか。生活保護狙いだったのか。
②通訳付き
面接希望の電話があった。
話を聞くと、面接希望は自分ではないという。
実はこういうケースはよくあって、退職後の旦那さんを働かせたい奥さんが電話をかけてきたりする。
同じようなケースかと思うが、相手は外国人だという。
外国人の従業員もいるので、別に外国人でもいい。
しかしだな、今いるうちの従業員にはな、
「一緒に着いて行っていいですか?」なんて言ってくる通訳はいなかったんだよ。
付き添いの人がいても面接自体は頑張って一人で受けてんだよ。外で待たせてさ。
頑張って断ったが、結局ごり押しでついてきた。
一緒に面接を受けている。
9割方、通訳の人がしゃべっている。
私は通訳の人じゃない、あなたと話したいんだ!
と言いたかったが、長くなりそうなのでやめた。
もうほんと、面接バックレの方が楽だったなぁという記憶。