「褒める」ってどういう意味?意味を捉え直してみました
以前、「褒める」って色んな意味を含んだ言葉だよねってブログを書いたのですが
他にも意味があるのに気づきました。
コミュニケーションが噛み合わない時は、往々にして言葉の意味する内容が違っている時が多いので、ちょいちょい言葉の意味をとらえ直すようにしています。
前回の内容の復習をすると
①自分よりすごい人を褒める=見上げる
「わぁすごいですね!」
②自分より目下の人を褒める=見下ろす
「よく頑張ったな!」
③他人をコントロールする
「よくできてると思うよ」(といって褒めて育てる)
④嘘をつく
「あらパパそっくりね~」と小さい子供に言ったり(③に近いかな)
この4つだったのですが、追加で2つあります。
⑤相手の気付いてない良いところを気付かせる
よくモテテクみたいなので見るやつですね。
「イケメンの顔を褒めるな、褒められ慣れてるからセンスや性格を褒めろ」っていうやつなのですが
要は相手が気付いてなさそうな良いところを褒めるんですよね。
(モテテクの場合、「気付く人は気づくような所を褒めろって言ったりしますが)
モテないのにテクニックの話をするのはここまでにして
本当に気付いてない可能性もあるので、言ってあげればいいと思うんですよね。
良いと悪いは裏表なので、他の人から見た良い所は本人からすればコンプレックスかもしれないので。
学生時代の先輩が女性をめっちゃ褒める人だったのですが
俺は女の子のかわいい所に気づく!
そうすると俺の周りにはかわいい女の子が多いってことになる!
褒めたら女の子は嬉しい!褒められたら嬉しいじゃん!
ちょっとしたことでみんな幸せになる!!
大体こういうお話です。リア充め。
まあ、確かにモテる人ではありましたね。ぼくにはとてもできない。
⑥後押しをする
大学受験は前期で落ちたので、後期まで頑張ってました。
後期試験は小論文だったので、毎日書いては先生に添削してもらっていたのですが
ある日の添削に下線しか引かれてないんですよ。
いつもは「ここが分かりにくい」とか色々書いてあるのに。
なんだ?と思って最後まで読むと「OK」とだけ書かれていました。
シビれましたね
お守りとしてこの小論文は試験会場に持っていきました。
②は褒める人目線ですが、こちらは褒められる人目線になるのかな?
目線の違いだけではなく、褒めることによって得たい効果・目的による違いもあるかもしれないですねー。
何かベースとなる捉え方があって、あとは視点や場面による使い分け、みたいなイメージがあるのですが。なんかこういうの勉強できる本ないのかな?
哲学カフェでも話されていたのですが、会話をするときに
「何が言葉の定義なのか?」と考えるのは大切です。
テーマは一つの言葉なのに、人によって言葉の捉え方・イメージが違っていたりします。そりゃすれ違うわな。
そんな感じで、自分が引っかかった範囲にはなりますが、言葉の意味を捉え直していきます。