何かを作りたいような衝動
森絵斗の「宇宙のみなしご」だったと思う。
主人公のモノローグの一説を、うっすらと覚えている。
「私の中の1000人の小人が、何かしようと足踏みする
その足踏みを無視すると小人は少しづつ減っていく
一度無視すれば800人に
二度無視すれば600人に
そして0人になったら、もう足踏みの音は聴こえてこない」
衝動に身を任せるタイプの主人公だったが、特定の集団に属するでもなく、誰とでも話せて、自分の考えを持つ
中学時代の「なりたい人物像」だった。
そもそもが私は何かを作るのは嫌いではないのかもしれない。
それは0からではなく、今あるものを分解してそれを利用するものだと思う。
小学校の時は科学部だった。スライムとかよく分からないものを作っていた。
中学の時は授業中、ボールペンをよく分解していた。仕組みを観察するのが好きだった。
理解、分解、再構築 というのはハガレンで言う所の「錬金術の基本」だ。
私はハガレンは真理の書だと思っており
この「錬金術の基本」は何にでも応用できると思っている。
(余談だが、魔法陣グルグルは「心理の書」だと思っている)
何の話だっけか
そう、もの作りね(半分眠い)
基本的に物を作ることや組み立てることが好きで
何かしたい衝動があるなら
乗っからないとたぶん、この衝動はいつか消えてしまう。
それはきっと私の内側の本質的な何かが消えることに等しい。
失敗してもいいから、何かを作ってみようと思う。
とりあえずパーカーの着色を完成させようかな。